僕と穂乃果のSTART:DASH!!

僕と穂乃果の初めての出会いは彼女達μ'sのファーストライブ。多分、向こうは気付いていなかったと思うけど。
1年後、μ'sは人気スクールアイドルユニットになった。ほとんど人がいなかったファーストライブを思い出すと成長したなあ…って思わずちょっと泣いてしまった。ある日、僕がμ'sの握手会に行ったときのこと。
僕(今日も穂乃果ちゃんかわいいなあ…あっ順番だ)
穂「こんにちは!あっあなたいつも私たちのライブを見にきてくれてる…」
僕「えっ!も、もしかして覚えててくれたんですか!?」
穂「はい!いつも見にきてくれて本当にありがとうございます!」
僕「なんかこちらこそありがとうございますw」
穂「あの…よかったらこれ…」
僕「えっ…これ…」
なんとメールアドレスが書いてあるメモをもらってしまった。
穂「よかったらメールください///」
突然の出来事に呆然としてたら並んでた人にすごい顔で睨まれてるのに気付いて慌てて逃げるように帰った。
家に帰ってからしばらくメモを見つめてボーッとしていたけどとりあえず勇気を出して一回メールしてみることにした。
僕「こんばんは!今日はとてもびっくりしました。まさか穂乃果さんのメールアドレスを頂けるなんて…」
穂「こんばんは〜!実はずっと前からあなたのことがちょっと気になってたり…エヘヘやっぱりなんでもないです!あと、できれば敬語じゃなくてタメ口だと穂乃果は嬉しいかな〜ってエヘヘ」

前から気になってた…?もしかして…なんてことを考えてたら顔が赤くなってしまったのを弟に聞かれて恥ずかしかった。

僕「あ、うん!これからは穂乃果ちゃんって呼んでもいい?」
穂「うん!穂乃果はカカオくんって呼ぶね!」

他愛のない会話を2時間ほどした。明日は一緒に遊園地に行こうって話になってワクワクしてなかなか寝付けなかった。
翌朝、目覚ましで起きて急いで準備して遊園地についたら集合時間の1時間前なのに穂乃果が待っていた。

僕「ごめん!待った?」
穂「ううん今来たところ!じゃあ行こっか」

いろんなアトラクションで遊んで疲れた僕達は最後に観覧車に乗ることにした。

僕「今日は楽しかったね〜」
穂「うん!いきなり遊園地行きたいなんて言って付き合ってくれてほんとにありがとう!穂乃果すっごく楽しかった!」
僕「僕もすごく楽しかった!まさか穂乃果ちゃんと遊園地で遊べるなんて…」
穂「あ…あのちょっと話があるんだけど、いいかな?」
僕「う、うん」
穂「あなたがいつも私たちのライブを見にきてくれてすごく嬉しかった。いつも穂乃果のことを応援してくれてすごく励みになった。穂乃果…知らない内にあなたのことを好きになっちゃってたみたい…あっいきなりこんなこと言われても困るよね…ごめん!だけど、あなたのことが好き。」

僕は穂乃果の話を聞き終わって混乱のあまりしばらく何も言えなかった。まさか、穂乃果が僕のことを好きなんて。

穂「あっ…ごめんね…やっぱりいきなりこんな」
僕「ううん」
穂「えっ?」
僕「僕も穂乃果のことが好きです。大好きです。」
穂「えっじゃあ…」
僕「うん!これからよろしくね!」
穂「///」

ー完ー